家を購入するとなると多くの人は住宅ローンを利用しますよね。
利用している銀行も借り入れの期間も金利も人それぞれ…。他人とお金の話なんてなかなかできない…。
どの金融機関を利用したらいいのか、どこが安いのか、いくらまで借りられるのか、そんな疑問や不安を抱えている方必見です!
この記事では住宅ローンについて解説していきます。いま住宅ローンで悩んでいる方、これから家の購入を検討している方、この記事を参考に検討してみてください。
住宅ローンとは?
住宅ローンとは、新築・中古マンションや建売住宅、注文住宅を購入する際に、金融機関からお金を借りることのできる、住宅を取得するための専用ローンです。
都市銀行、地方銀行、信用金庫、ネットバンク、財形住宅融資、フラット35などで借り入れをすることができます。
変動金利・固定金利とは?
変動金利とは…
金利が定期的に見直しされるのが『変動金利』です。
金利が安いことがメリットですが、金利の見直しがあるので金利上昇の可能性もあり、返済計画が立てづらいことがデメリットに挙げられます。
固定金利とは…
金利が全期間にわたって変動しない『全期間固定金利型』と一定期間金利が固定される『固定金利期間選択型』があります。
返済計画が立てやすい、金利上昇の可能性がないことがメリットですが、変動金利よりも金利が高く、返済金額が高くなることがデメリットです。
どちらもメリット・デメリットがあるので、ご家庭の事情や今後のライフプランに合わせて選んでいきましょう。
数年前は住宅ローン金利が安いイメージがあったかと思いますが、ここにきて金利を上げる動きが各金融機関で出てきているので、固定金利を選ぶ方も増えてきているようです。
じゃあどの金融機関がいいの?
住宅ローンの貸付機関はいくつかあります!
- メガバンク
- 地方銀行
- 信用金庫
- ネット銀行
- 財形住宅融資
- フラット35
貸付機関によって金利やローンの内容、審査の基準が違います。
同じ金額を借りる場合でもその人の勤続年数や年収、他の借入状況によって金利に差があったり、ローンの内容が異なってくる場合もあります。
そのため、審査が厳しい金融機関ではローンの審査に落ちてしまったり、希望の金額を借りられない…そんなこともあります。
なので、不動産業者におすすめの金融機関を確認してみましょう。不動産業者は金融機関と提携をしていることが多いので、地方銀行から都市銀行、ネット銀行について質問すると丁寧に教えてくれます。
初めてのことでわからないことばかり…という人は金融機関へ相談に行くといいかもしれません。調べればネットでいくらでも情報が出てきますが、実際どのくらいの金額を金利何%で借りれるか…というのは人によって異なりますので、自身で確認しましょう。
メガバンク、地方銀行によっては住宅ローンに力を入れているところもあれば、大手企業、中小企業、投資家に対しての融資に力を入れているところもありますので、金融機関の特徴を聞いてみるといいでしょう。
貸付機関の特徴
◇メガバンク
窓口が多く利便性がいいが、審査が厳しめ。
◇地方銀行・信用金庫
地元に根付いており、都市銀行よりも審査は緩めのよう。その地域に住んでいる人やその地域で不動産を購入しないと住宅ローンを利用できないことがある。
◇ネット銀行
窓口に行くことなく申し込みができる、担当者とのやりとりが必要ない、金利や手数料が安い。自分で書類を準備したり、審査の申し込みをする必要があり、手間と時間がかかる。
ネットでおすすめの住宅ローンを調べてみると、ネット銀行がたくさん出てきます。
各金融機関によってプランや保証内容も異なるため、金利だけ比較して住宅ローンを組むのはやめましょう。
自分たちが必要とする保証があるか、事務手数料や繰上げ返済手数料、手続き方法なども確認することが大切です。
いくら借りられる?
マイホームの購入を考え始めると住宅ローンって実際どのくらい借りられるの?と疑問に思いますよね。
自分がいまどのくらい借りられるのか、目安をご紹介します。
〈借り入れ上限額の目安〉
借入上限額:年収の5~7倍2021年の住宅金融支援機構の調査では、
■土地付き注文住宅:7.5倍
■マンション:7.2倍
■建売住宅:7.0倍
といった結果となっています。
あくまで目安ですので、この金額を全額借りられるというわけではありません。
また、『上限額』が無理なく返済していける金額ではないので要注意!!!
収入や勤続年数、その他の借り入れなど条件によって上限額も変わります。
自分たちが無理なく返済しながら生活を送っていけるような金額で借り入れをしましょう。
おすすめシミュレーション
わたし自身、家の購入を検討し始めてどのくらの予算にしたらいいか迷っていたときに使用したのが、スーモの住宅ローンシミュレーションです。
https://suumo.jp/sp/apps/loansimulator/index.html
金利はネットで調べた金利よりも少し高めに設定して利用していました。
このくらい借りたら月々の返済がこのくらい…というイメージができたのでおすすめです!
まとめ
この記事の冒頭に述べたように、住宅ローンは金融機関によって大きく内容が異なります。
わからないことは不動産業者や金融機関に問い合わせをして、住宅ローンを組んだあとに不安要素を作