不動産売却に関すること

【売りたい方】必見!不動産どうやって売ったらいい?

所有している土地や建物などの不動産の売却を検討しているけど、どのように売却したらいいのか、どんな流れで売却するのかわからない方、多いと思います。

不動産売却をするときにまずやることをご紹介します。

不動産の売却方法

不動産の売却方法は大きく3つ!

①仲介業者に依頼をして買主を探してもらう

②不動産買取業者に買取をしてもらう

③自分で買主を探して個人で売買する

 

それぞれメリットがありますが、多くの場合は①の仲介業者に依頼をするか②の不動産買取業者に買い取ってもらうことになると思います。

①の仲介業者に依頼する場合、買い手探しや手続きは仲介業者が行ってくれるのでお任せしたらOK!

ただ、仲介手数料(取引価格×3%+6万円+税)がかかります。

②買取業者が買取をする場合、買い取った不動産を再販するので相場よりもだいぶ安くなります。すぐに売りたい、大きすぎる、小さすぎる、売りづらい不動産などの場合は買取業者に相談してみてもいいかも!

売却を検討し始めたらまず自分でやること

相場の把握

まず不動産の売却を検討し始めたら、自分の持っている不動産がどのくらいの金額で売れるのかを調べましょう!

相場の調べ方は自分で調べる方法と不動産業者に査定を依頼する方法があります。

ただし、不動産業者に査定を出してもその金額が本当に妥当かどうかはわかりません!

その物件の仲介を任せてほしいときに相場よりも高い査定価格を提示してきたり、不動産業者が買取をしたいときには金額を安めに提示したりすることもあるので、注意が必要です。

査定を出す前にどのくらいの金額で売り出しているか、どのくらいの金額で売れているのかを調べてみましょう。

 

自分で調べる方法はいくつかあります。

①不動産情報サイト

まずはスーモ、アットホーム、ホームズ…などたくさんの情報が掲載されているサイトをチェックしましょう。

種別、エリア、面積、築年数(戸建てやマンションの場合)など、所有している物件に近い条件を入力してください。

注意したいのは、掲載されている不動産の価格は『売り出し価格』ということ!!

この金額は売主の希望金額だったり、不動産業者の査定結果を基に売主が決めた金額です。

取引する際に価格交渉で金額が下がったり、売り出し価格よりも高く売れることもあるので気を付けて!

 

②国土交通省HP『土地総合情報システム』の「不動産取引価格情報検索」を活用

ここでは、実際に取引された金額を知ることができます。

所在地、地域(住宅地or商業地)、最寄駅、取引金額、土地の情報、取引時期など詳しく記載されているので、参考になるはず!

道路幅員や道路の方角、用途地域、建蔽率・容積率などもわかるので、条件が近い物件を探しやすいと思います。

https://www.land.mlit.go.jp/webland/servlet/MainServlet

 

③国土交通省HP『土地総合情報システム』の「地価公示・都道府県地価調査」を活用

地価公示とは・・・毎年1月1日時点における標準地の1平米あたりの地価を土地鑑定委員会が判定し、毎年3月下旬に公示するもの

地価公示は一般の土地の取引価格の指標になるものです。いろいろな条件によって価値が上がったり下がったりするのが不動産ですが、取引する際に参考にしてみるといいと思います。

https://www.land.mlit.go.jp/landPrice/AriaServlet?MOD=2&TYP=0

 

ちなみに…一括査定ができるサイトもありますが、個人的には利用しなくてもいいかなと思います。

一度に査定を依頼できるので相場感を知ることができますが、不動産情報が出回る可能性がある、連絡がたくさん来るなどデメリットもあることも覚えておいてください。

一度連絡先を知られてしまうと、しつこく「売りませんか?」などといった連絡を何度もしてくる不動産会社もあるので気をつけましょう。

不動産業者を選ぶ

不動産会社はたくさんあります。大手不動産業者でも地元の不動産業者でも仕事の内容は同じです。

大手は情報量と顧客数が圧倒的に多い、広告力がある!

地場業者はそのエリアに強い、売却に時間がかかるような物件も扱ってくれることが多い!

査定を依頼してみて、積極的に売却のお手伝いをしてくれる担当者を探しましょう。

ここでの注意点!

査定額だけで決めない。扱える仲介物件を増やそうと、査定額を上げてくる不動産業者がいます。

そういった不動産業者は査定では高い金額を提示して、最終的には相場もしくは相場以下で売却することが多いです。

媒介契約を目的とした担当者ではなく、信頼できるところに依頼をしましょう!

不動産業者に依頼するときの媒介契約って?

仲介業者に売却の手伝いを依頼する場合、

  • 一般媒介

  • 専任媒介

  • 専属専任媒介

の3つがあります。

どの媒介契約を結んだらいいのか、契約内容の確認をしてから決めましょう。

◇一般媒介契約とは

・複数の不動産業者に仲介を依頼することができる。
・自分で買主を見つけた場合、売買が可能。
 

◇専任媒介契約とは

・1社のみに仲介を依頼できる。
・媒介契約の期間は3ヶ月。
・自分で買主を見つけた場合、売買が可能。
・媒介契約日の翌日から7日以内に指定流通機構(レインズ)への登録が必要。←不動産業者専用の情報サイト
・売主(依頼者)への販売状況の報告義務が14日に1回以上。
 

◇専属専任媒介契約とは

・1社のみに仲介を依頼できる。
・自分で買主を見つけた場合も不動産会社を通して売買しないといけない。
・媒介契約の期間は3ヶ月。
・媒介契約日の翌日から5日以内に指定流通機構(レインズ)への登録が必要。
・売主(依頼主)への販売状況の報告義務が7日に1回以上。

じゃあ、どの媒介契約にする?

自分で買主を探すことがある場合は、一般媒介契約や専任媒介契約がおすすめ!

人気エリアや需要のある物件は一般媒介契約でもすぐに買い手が見つかることが多いですが、売りづらい物件(市街地から離れている、そのエリアに適していない用途の不動産、山や田んぼ・畑、建物が建てられない土地、築年数が経っている建物など…)はそのエリアに強い業者やお客さんがいそうな業者に専任媒介や専属専任媒介を依頼するといいかもしれません。

多くの人の目に入ることはメリットでもありますが、不動産業界は情報戦!スピード勝負!出回っていない情報を求められることもあるので、自分でもよく調べて話を聞いて決めましょう。

専属専任媒介と専属専任媒介は不動産業者に相談したり話を聞きながら密に連携を取って売却活動をしていきたい方におすすめです!

まとめ

どの媒介契約でもメリットはあるので、まずは自分で相場を調べて、ある程度どのくらいの金額で売れるのかを確認したら不動産業者に査定を出して相談をしてみてください。

どこの不動産業者に依頼してどの媒介契約がいいのかわからない…という方はまず担当者と話をしてみて、たくさん知識を持っている、そのエリアの情報をよく知っている、やる気がある担当者にお願いしましょう!

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