建売住宅を購入したからといってすぐに住み始められるとは限りません。
施工業者や物件によって仕様はさまざまですが、基本的に必要最低限の設備のみ備え付けられている場合が多いです。
本記事では、どんなものがオプションになるのか、住宅購入費以外にどのくらいの費用がかかるのか、自分たちでできるのか、そんな疑問を解決していきます。
オプションの内容
建売住宅にはどんなオプションがあるのかご紹介していきます。
物件によって標準装備の場合やオプションになる場合があります。
また、商品のグレードや施工業者によって金額は異なるので、参考程度にご覧ください。
自分たちで購入して、工事を依頼する方が格段に安いものもありますので、オプションを検討されている方は見積もりを取ったり、お店や工事業者に費用を確認しましょう!
売主業者(建売業者)などに依頼すると中間マージンを取られて割高になるので注意が必要です。
- カップボード:150,000円〜
- カーポート:200,000円〜
- ソーラーパネル:1,000,000〜2,500,000円
- 電気自動車充電用コンセント(EVコンセント):30,000円〜
- IHコンロ:100,000円〜300,000円
- 床暖房:500,000〜2,000,000
- フロアコーティング:200,000円前後
- 洗濯パン:20,000円〜50,000円
- ウッドデッキ:300,000円〜500,000円
- フェンス:10,000円〜/m
- スマートキー:20,000円〜
- 宅配ボックス:50,000円〜100,000円
- 物干し金物:25,000円〜
- バルコニールーフ:80,000円〜 など・・・
入居時に必要なオプション
入居する前につけておくべき設備をご紹介します。
比較的単価が安いので、どこに依頼しても金額的には大きな差はないと思いますが、自分たちで購入して取り付けなどを行うと費用をだいぶ抑えられるものもあります。
◇カーテンレール
オプションで付けておくと楽ですが、自分たちで取り付け可能で費用も抑えられます。
わたしは市販のカーテンレールを購入し、自分たちで取り付けを行いました。購入先で取り付け工事を行っていることもありますが、2〜4月の引越しシーズンは工事の予約がすぐに埋まってしまうので確認が必要です。
窓枠周辺に下地があるので取り付け時に施工業者や売主に確認をしておきましょう。
電動ドライバーを使用しましたが、失敗して穴が空いてしまったので、手動のドライバーをおすすめします。作業に慣れていない方はオプションでお願いするかカーテン購入時に取り付けを依頼するといいと思います。
◇網戸
掃除や空気の入れ替え、外に出るときに虫が入ってこないよう、網戸は最初につけておくといいでしょう。
◇シャッター
1階部分の窓に取り付けをする方が多いかと思いますが、必要と感じるようであれば依頼しましょう。
網戸とシャッターの取り付けがセットになっている場合もあるので、取り付けを検討している方は商品の仕様や価格を確認しましょう。
◇テレビアンテナ
テレビを見る方は必須です。
- 地デジ放送はアンテナを購入して設置すれば月額料金がかかりません。
- ケーブルテレビや光ファイバーと契約した場合は初期費用は抑えられますが、月額料金がかかります。
地デジアンテナには八木式アンテナ、デザインアンテナがあります。シュッとした見た目にしたい場合、デザインアンテナがおすすめです。ただ、エリアによって電波が弱い場合は八木式アンテナで対応するところもあるようです。
◇照明
キッチンやトイレ、お風呂、階段などには照明が付いていることが多いですが、リビングや各部屋には照明がありません。
オプションでお願いすることもできますが、家電量販店や通販サイトで多くの商品が販売されているので、自分好みの照明を探してみるといいと思います。
◇表札
通販サイトやホームセンターでも多くの表札が売っているので、自分たち購入すると安く取り付けができます。
ただ、入居してすぐにつけないと郵便物が届かないことがあるので、割高にはなりますがオプションで先につけておいてもいいかもしれません。
わたしはオプションでつけられる表札が通販サイトで3分の1の価格で売っていたのでそちらを購入して取り付けました。
◇エアコン
基本的にエアコンは付いていないので、自分たちで設置する必要があります。
まとめて購入+設置をお願いすることができるので、すぐに設置が必要な方は入居前に依頼したほうがいいかもしれません。
穴を開けたり、配管の延長が必要な場合は追加の工事費用がかかります。
まとめ
以上、オプションの内容をご紹介しました。
家を買う際に一緒にお願いしたほうがお値打ちなオプションや自分たちで探したほうがいいものがありますので、一度調べてみるのもいいかもしれません。