不動産購入に関すること

建売住宅購入の完全攻略

建売住宅を探すとき、どうやって探す?購入するときにはどんな準備が必要で、何をしたらいい?

この記事では、そんな疑問を解決します!

 

わたしは家を探し始めてから約5ヶ月で建売住宅を購入したのですが、

どのように探したのか、どんな流れでどんな手続きをしたのか、経験談を踏まえながら解説していきます。

建売住宅って?

土地と建物がセットで販売されている住宅のことを「建売住宅」といいます。

分譲地に建てられている住宅のことを「分譲住宅」といい、どちらも「建売住宅」を意味します。

多くの建売住宅は建物が完成した状態で販売されますが、建築前や建築中に販売されるものもあります。建築前、建築中の物件は大きなプラン変更はできませんが、外壁や設備の変更が可能な場合もあります。

建売住宅の探し方

不動産情報サイトで探してみる、不動産屋に足を運ぶ、モデルハウスや見学会に参加してみる…など探し方はいくつかあります。

探し始めてから約5ヶ月でマイホームを購入した際、どのように家を探したのか紹介していきます。

1.情報サイト(アットホーム・SUUMO・ホームズなど)を常にチェック

メールアドレスを登録して新着情報をチェックできるようにしておくと便利です。

2.気になる物件は住所や写真をもとに地図で場所を確認

地図上で確認することで道路幅員、周辺環境、隣地などの状況を確認できるので、見学に行く前に調べておくと効率よく物件を探すことができます。

3.価格が相応の価格かどうかをチェック

相場より高い物件、安すぎる物件には理由があります。

特に安い物件には、前面道路が狭い、旗竿状の土地、近隣に物件価格が下がる要因(お墓、風俗店など)があることが多いのできちんと確認をしましょう。

4.いくつか物件の見学に行く

文字や写真だけではわからないことが見えてきます。実際に建っている家を見ることで、優先したい条件が定まったり、物件を選びやすくなります。

5.担当者の話を聞いてどの施工業者の物件にするか、誰に探してもらうかを決めていく

気に入った工務店やメーカーがあったらその担当者に、施工業者にこだわりがない場合は相談しやすい仲介業者に物件を紹介してもらうようお願いするとスムーズです。

6.気になる物件があったらすぐに担当者に連絡をして見学をする

人気のエリアなどの物件は情報が公開されるとすぐに買い手が決まってしまいます。気になった物件はすぐに問い合わせをして見学しましょう!

7.購入することを決めてからの流れを確認しておく

私の場合、見学行ってから2〜3日で購入を決めて、そこから1ヶ月弱で引き渡しというハードスケジュールでした。

行政や会社からの書類の提出を求められるので、どんな書類がいるのか、どんな手続きがあるのかを把握しておきましょう。

購入までの流れ

1.購入する物件を決める

購入を決めます。情報サイトを見たり、物件をいくつも見に行くと希望条件がブレることがあるので冷静に判断しましょう。

「100点満点の不動産はない」「物件に点数をつけたときに60点あれば買い」とよく不動産業界で耳にしますが、あながち間違ってないと思います。

譲れない条件(エリア・予算)妥協できる条件(間取り、外観・仕様などあとで変更できると判断したもの)を当てはめてみて最終決定をしましょう。

2.買付証明書、条件提示、交渉

売主に購入の意思表示するために、買付証明書や申込書を提出します。口頭でも可能ですが、トラブルを避けるために書面で提出しましょう。

売主(不動産業者)が担当者の場合は書類を準備してもらいましょう。金額や引渡しの時期などの条件を明示して、直接交渉をしていきます。

仲介業者が担当者の場合は書類の準備や交渉など全て段取りをしてもらえます。

書類を提出して売主と条件のすり合わせが完了したら契約の準備をしていきます。

3.住宅ローン事前審査

購入する物件が決まったタイミングで住宅ローンを組めるのか、どのくらいの借入ができるのかを銀行で審査してもらいます。

各銀行によって審査基準が違い、ローンの内容や金利も異なるため、いくつかの銀行へ申し込むことをおすすめします。審査が厳しい銀行もあるので、事前審査に通らなかったり、希望の借入金額を借りられないこともあります。

申し込みをする際は正しい情報を申告しましょう!

4.重要事項説明

不動産売買契約締結の前に、宅地建物取引士から物件の「重要事項説明」を受けます。

この説明を聞いて、不安に思うことや疑問点は必ず解消しておきましょう。

5.不動産売買契約

重要事項説明を受けたら、いよいよ売買契約を締結します。

価格などの間違いがないか、契約内容に問題はないか、再度確認しましょう。

売買契約には1時間程度みておくといいと思います。

6.住宅ローン本申し込み

契約締結後、住宅ローンの本申し込みをします。金融機関への提出書類ですので、必要書類や記入書類がたくさんあります。

7.住宅ローン契約(金銭消費貸借契約)

本申し込みの審査が無事に通ったら、金融機関と契約を結びます。

8.現地確認

物件の引き渡しの前に、建物に傷がないかなどをチェックします。

引き渡し後に申告した傷などは有償の修理になるので、契約の内容どおりの仕上がりになっているか、傷はないかなど隅々まで確認しましょう。

9.決済・引き渡し

住宅ローン契約を締結し、物件の現地確認が終わると、物件の引き渡しおよび残代金の決済を行います。

住宅ローンを組んだ銀行で決済を行います。決済が完了すると司法書士が法務局で所有権移転の手続きをするので、基本的に平日の午前中に行われます。

まとめ

建売住宅の物件の探し方~購入までの流れをご紹介しました。

とにかく購入時の手続きに必要な書類の準備が大変です。

市役所等に書類を取りに行ったり、収入印紙を買ったり、頭金を振り込みしたり、平日に動かないといけないこともあるので、余裕をもって準備しましょう。

 

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